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管理人雑記 - 紛争解決事例1「大人は全員逃げた!」

紛争解決事例1「大人は全員逃げた!」

カテゴリ : 
ビジネス日記 » トラブル解決
執筆 : 
犬山環 2012/4/29 22:40
私の前に最初にやってきた揉め事は、私が17才の時でした。それは突然やってきました。当時、新聞の夕刊配達を終えて新聞店に帰ってくると、そこには青ざめた顔の私の父親と、困った表情をした新聞販売店店主としょんぼりしている小学生の弟がいました。
事情を聞いてみると、地区でも大変ややこしい、また非常に恐れられている家の子供をボコボコに殴ったらしいのです。父親に命じられるままに、私がそのややこしい家に謝りに行くことになりました。
私が2時間たっても帰ってこない場合は、新聞販売店の店主から警察に通報する手はずになっていました。ここまで書くとどれだけ危険な家なのか想像がつくでしょう。

以後もそうなんですが、私はどんなに怖い場面でも「行け」と言われれば絶対に行くんです。逃げることよりも、約束や命令を破棄することのほうが嫌なんです。因果な性分です。
その時、私に同行したのは、問題を起こした小学生の弟のみ。しかも対策を練る暇なんてなかった。大人は皆、私の後ろに逃げたのです。


私がその家の玄関に入ると、おびただしい数の靴があった。その数、約80足。さて皆さんならどうしますか?
私は玄関に入るなり、咄嗟に小学生の弟を泣きながら投げ飛ばしたんです。殴ると後々痣が残りますし、投げ飛ばしたほうが派手に見えるでしょ。そんな行為を数分続けると、向こうが「お兄さん、落ち着いて、落ち着いて」と私をなだめにかかってきました。こうなるとこっちのものでした。後は相手の言い分を聞き、折を見て、うちの弟が何故そんな行為に及んだのかを説明するだけでした。


私は弟に手を上げた行為を今も申し訳なく思っていますが、あの時はそうする以外にあのおびただしい数のややこしい系の人間を味方につける方法がなかったんです。私もまだ17才のガキですし、相手を言いくるめる話法さえありません。
今だから言えることですが、その時々の状況でもっともスムーズに解決できる方法を咄嗟に生み出す。これが紛争解決には何より必要です。
ちなみに、地域の誰もが恐れるこの家に、ほぼ単独で乗りこんだのは私が始めただったそうです。最後にはこの家の方々とも握手して、無事に帰ることができました。
これが私の、「紛争解決」というにはおこがましいですが、揉め事を治めた最初の経験です。この後も、なぜかこういった揉め事の処理に度々関わることになって行きます。
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