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管理人雑記 - 紛争解決事例3「不当な要求を跳ね除けた!」

紛争解決事例3「不当な要求を跳ね除けた!」

カテゴリ : 
ビジネス日記 » トラブル解決
執筆 : 
犬山環 2012/4/29 1:00
前職の会社での話です。まあ会社にそうそう頻繁に大きな紛争がある訳ではありませんが、中でも一番厄介だったのがこの揉め事です。
私が在籍していた会社は、とある商社と提携し、その商社から関連会社や取引会社を紹介してもらっていたんですね。紹介ですからドンドン新規の代理店は増えるし売上は増えるしで、我が世の春を謳歌していたんですが、そこに隙がありました。会社としてはドンドン決まるものだから、商社に動いて紹介してもらう時間がもったいなくて、独自で商社の販路を攻め始めたわけです。
これはあきらかに契約違反になります。しかも商社と取り決めた代理店への手数料率を無視して代理店と直接契約し始めたのです。
そうなると代理店側もあそこの代理店はあれだけもらっているのに、何故うちはこれだけなんだという不満が出てきます。それがこの商社の耳に入ってしまったんです。


商社経由の売上が7割を占めており、一歩間違えば会社は重大な局面を迎えようとしていました。この商社はこちらの非を全て列挙した上で、協賛金1000万円を支払えと要求しました。この商社は数年来赤字決算なので、そうでもしないとどうしようもない状況だったんでしょう。この商社は提携先のミスや契約上の問題点等を探し出し、それをネタに金銭を要求するというタチの悪い会社なんです。私ども以外の会社にも、様々な難癖をつけては多額の金銭を要求していました。取引先の中にはこの不当な要求を拒否した会社もありますが、その後取引から外されていました。


そんな状況ですから、この商社の人間が来ると聞くや、オーナーも専務もトンズラして会社には私しかおらず、誰も頼りにはならない孤立無縁の有様でした。しかも、私共の会社も赤字決算になるかどうかの瀬戸際だったので、オーナーからは「要求金額をできるだけ値切れ!」という命令が私に下っていました。
この種の紛争というか折衝が厄介なのは、商社の人間にはエリート意識が強い上、上から協賛金1000万円を回収する命令が下っている点にあります。彼らも一歩間違うと自分の地位に影響を及ぼしかねないので必死です。しかもこちらには弱みがヤマほどあります。


折衝の場で私がどう対応したかと言うと、商社の偉いさんの遠吠えを終始無言で聞き、時折必要な質問に簡潔に答えるだけ。相手の無礼な言い方には、目つきと先天的威圧オーラで抗議しただけです。最後に「うちも今期は赤字決算なので、今はお返事することができません。改めてご連絡します。」と言うのみでした。
この種のエリートには根性なしが多いから、威圧オーラを全開にして言葉は丁寧に、頭を低く下げていればビビってくるだろうと思っていました。こんな状況下では無言にまさる方法はない。相手は三人程来てたかな。時間が立つにつれ、私のご機嫌を取るようになってきましたからね。相手は凄く私のことが恐かったみたいですね。(苦笑)


私は後日、「申し訳ありませんが、今期はご協力することは無理です。その分来期でしっかり儲けてご協力します。オーナーも協力できない自分を恥じて自分の給料を減給にすると申しております。来期はびっくりする位儲けますので、どうかご協力お願いします。」と断りの電話を入れました。
その翌日、私どもの会社の専務に商社側から「なんとかしてれ」と泣きの電話が入り、結局100万円ですみました。専務はなんでも聞いてくれそうなタイプの優しい人柄だったので、彼の方には何か言ってくるなというのは私の予想の範疇でした。しかも私がゼロ回答をした後ですから、専務も大きな金額は絶対に言えない。そこの落としどころが100万だった訳です。まぁ、1000万の要求が100万になったので、こちら側にとっては良かったのですが、私はこの商社の人間には非常に嫌われました。今も私のことを恨みに思っているようですね
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