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管理人雑記 - ビジネスにおける揉め事・紛争解決について

ビジネスにおける揉め事・紛争解決について

カテゴリ : 
ビジネス日記 » トラブル解決
執筆 : 
犬山環 2012/4/13 22:30
この世には紛争を見事に解決できる人と、紛争の種を持ち帰る人とがいる。八方美人型の人間やトップ営業マンには明らかに後者のタイプが多い。
理由はいろいろとあるだろうが、後者のタイプに揉め事を解決することはできないと思って間違いない。下手をすると解決できるどころか、揉め事を大きくするだけである。
実は私の親父がそうだ。
飛び込みも上手だし営業テクも一流で、私なんか足元にも及ばない。でも親父は私のように紛争を解決することはできなかった。
親父は人に嫌われることや恨まれることを極端に恐れる人間だったので、相手にきついことが言えない。結果として相手の言い分を受け入れてしまう。

当然のことながら、揉め事が起きた場合の解決案は双方の立場によって異なる。
理想的な紛争解決とは、自分が6割の勝ちを得て、相手に4割勝たせる位のバランスがいい。自分の要求を全て相手に飲ませると、恨みが生じることもある。
ましてビジネスの場合は、その相手と今後も継続して取引しないといけないのだから、恨みが残るような勝ち方はいけない。

しかし矛盾するようだが、交渉に際しては相手がどんなに怖い相手でも自分の言い分を押し通すことが必要だ。
時には命の危険にさらされることだってある。あるいは、紛争相手から一生恨まれることだってあるだろうが、それを覚悟で自分が有利な解決案を押し通せる人間でないと紛争解決はできないのである。

大体、紛争解決なんて割りの合わない仕事だし、少しでも自分を守ろうという意識があればできない仕事だ。また、命令を忠実に実行する人、約束は必ず履行する人、死を覚悟できる人、咄嗟にオリジナルのアイディアが浮かぶ人でないと無理である。
自分のことしか考えられない人間は恐怖心に立ち向かえないから、紛争を解決することなんて到底無理だし、様々な理由をつけてその場から逃げ出すのがオチだ。この種の人間は危険を回避する術を知っている。その是非を云々するのではない。ただ、紛争解決には「決して逃げ出さない」という資質が不可欠だと言いたいだけである。

私は本来は小心者の人間だが、どんなに怖い相手でも会社からの命令なら実行する。約束を果たさなければ、という気持ちのほうが強いので、そこが8933番系の事務所でも一人で乗り込む。たとえ全身ガタガタ震えながらでも行く。
私は恐怖心に負けて命令を無視したり、約束を破棄したりするのは男の恥、人間の恥だと思っている人間だ。だからとめどもなく襲ってくる恐怖心に打ち勝つことができるのだと思う。
そんなギリギリの状態を経験すると、生き残る為の知恵みたいなものが次々と浮かんでくる。恐らくそれは、人間の生存本能から来る魂の知恵なのだろう。そんな魂の知恵だけが紛争を解決に導くのである。

そして絶体絶命の場から無事生還するには、魂の底から出てくる強烈なオーラ(私は先天的威圧オーラと呼んでいる)も必要だ。
これらの要素を持つ人材が社内にいない場合は、4割の勝ちの解決案を目指し、6割の勝ちを相手側に譲る道を目指すしかないだろう。
紛争なんてそう頻繁に起きるものではないが、経営者は少なくとも経営幹部に対しては、最低4割の勝ち位は得られるように常日頃から教育しておくべきだろう。
企業には様々なアクシデントがやってくる。その対処方法を間違えば企業の存亡に関わることもあるのだから、いざという時に役に立つ社員を育成しておきましょう。
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